うつ病のわたしからあなたへ 心レター

うつ病の療養から見えてきたこと、心の病を抱える方やご家族に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。特に、精神疾患での労災について、詳しく説明します。

うつ病になったら距離を置くべきもの

こんにちは、あやです。

今日も眠気ざましのためにブログを更新します。

 

うつ病と診断されたばかりの方も

そうでない方も、頭のすみに置いてもらえると

うれしいなと思ったことを書いてみます。

 

うつ病その他のメンタル疾患と診断されると、

抗うつ剤や安定剤などの薬が処方されます。

安定剤の効き目はわりと感じやすいかと思いますが、

抗うつ剤は効いているのかどうか、

はっきりと感じられないことも多いのではないでしょうか。

 

そのため、不調が長引いてくると、

何か別の治療法はないだろうかと

探したくなるのが人情だと思います。

 

その際、距離をおいたほうがいいものを挙げてみます。

 

1.スピリチュアル、宗教、占い

 昔から、心身の不調には霊的なものが関わっていると思われていました。

 現在でも、スピリチュアルに代表される心霊的な考え方で、

 そのように説かれている場合もあります。

 私自身、以前はスピリチュアルなことは嫌いではありませんでしたが、

 うつ病になってからは距離を置くようにしました。

 なぜなら、スピリチュアルは、究極の自己責任論だからです。

 「子どもは親を選んで生まれてくる」

 「人生の目的を自分で選んで、この世に生まれてくる」

 こういった考えが、スピリチュアルの代表格だと思いますが、

 うつ病等の精神疾患には厳しすぎます。

 また、統合失調症などで妄想のある人にとっては、

 妄想を加速させるおそれがあります。

 そして、考え方を知るだけならまだいいですが、

 実際に「ヒーラー」などと名乗っている人に

 効果のないヒーリングを高額な値段で受けさせられることもあります。

 宗教も同様です。

 占いも、参考程度に受けるのはいいですが、

 のめり込むと治療の妨げるなるので、ほどほどにしましょう。

 

2.整体師、カイロプラクター等

 これも、単に腰痛を治したいなどの目的で通うのは大丈夫です。

 問題なのは、「メンタルも診られます」と謳う治療院です。

 こういう治療家の人たちは、あくまで体のプロであって、

 メンタルに対してはアマチュアです。

 ちょっとコーチングかじりましたという程度の人がほとんどです。

 やはり高い治療費をとられますので、

 メンタルのことは、主治医やカウンセラーにまかせて、

 整体師やカイロプラクターが治せるとは思わないでください。

 

3.ストレスを与えてくる人

 うつ病になったら、ストレス源から離れ、

 苦痛を軽減するのが一番です。

 でも、仕事を休んだとしても、

 ストレスを与えてくる人がいる場合、

 その人とは距離をとったほうがいいです。

 心配しているつもりで心無いことを言ってくる友人や

 家族などとは「そっとしておいて」と伝えて

 少し離れましょう。

 同居家族の場合などは、別の部屋にいるようにするなど、

 距離をとれる方法を考えてみるのもいいです。

 

ざっと考えると3つです。

特に1には要注意だと思います。

不安なときに神頼みしたくなるのは当たり前だからです。

だからこそ、近所の神社にお参りする程度にとどめて、

深入りしないことが大事だと思います。

目に見えないからこそ、高額な料金がかかる場合が多く、

経済的に苦しくなる可能性があるからです。

そうすると、またそれがストレスになり、

悪循環にはまるかもしれません。

 

上記の3つ、ぜひ避けてくださいね。

誰かの参考になればうれしいです! 


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