うつ病のわたしからあなたへ 心レター

うつ病の療養から見えてきたこと、心の病を抱える方やご家族に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。特に、精神疾患での労災について、詳しく説明します。

うつ病と家族

こんにちは、あやです。

節分も過ぎて、徐々に春に向かっている感じがしますね。

日照時間も長くなっていますので、

冬に体調が悪くなる方は、あと少しの辛抱ですよ。

 

さて、今日はうつ病と家族について書いてみようと思います。

うつ病は、病気の本人にとっても、同居する家族にとっても、

つらい病気です。

 

特に、うつ病で仕事を休んだり退職したりして、

本人が家にずっといる場合、家族にとっては負担になると思います。

もちろん、家にいる本人にとっても、家族の存在は時として負担になります。

家事ができない場合、うつ病患者は家族に申し訳ない思いをすることになるからです。

反対に、家族にとっては、何もしないで家にいるのだから、

少しぐらい家事をしてほしいという思いがわくなどして、

やはりストレスになります。 

 

私は、休職してわりと早い時期に、この本に出会いました。

うつ病の人に言っていいこと・いけないこと」という本です。

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この本は、家族だけでなく、うつ病患者本人にもおすすめです。

自分の状況や気持ちを代弁してもらっているようで、

かなり気が楽になります。

 

私もこの本を購入して、同居のパートナーに読んでほしいと

頼みました。

多分読んでくれたとは思いますが、うちの場合は

あまり参考にはしてくれませんでした。

それだけ、家族にとってもうつ病を受け入れることが

難しいのだと思います。

 

うちは、私が元気なころ、日々パートナーの仕事の愚痴や

相談を聞いていました。

うつ病になって、私が機能しなくなったことが、

パートナーにとっては受け入れ難いことだったのでしょう。

いろいろあって、私とパートナーは去年の終わりごろに

「伴侶」であることをやめることにしました。

 

本当なら、別々に住むところなのですが、

愛犬がいるので、愛犬の家族として同居を続けることにしました。

友達に戻ったような感じで、悪化した関係を少し修復できたところです。

 

うつ病が長引くと、家族との間にいろいろと問題が出てくることも

あると思います。

もちろん、きちんと支えてくれる家族がいる方も多いでしょうが、

残念ながら、そうも行かない場合もあります。

一緒に住んでいる人との関係が悪くなると、

うつ病の本人にとっても、家族にとってもつらい状況になります。

既成の枠組みに縛られず、人として良い関係を築くか、

あるいは思い切って離れるという選択をして、

ご自身と家族にとってベターな状況に変化していけるといいと思います。


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