こんにちは、あやです。
また久しぶりの更新になりました。
今年の夏も暑いですねえ。
災害級なんて言われていますけど、
先日テレビか何かで2100年代には40度以上の気温が
当たり前になると専門家が分析しているのを見かけました。
もう人間のライフスタイルを見直すしかありませんよね。
さて、今日はうつ病その他のメンタル疾患で
病院にかかることの難しさについて書いてみようと思います。
こないだふと思いついて、自分がうつ病で接した医師の数を
数えてみたら、なんと10人もいました。
順番にその先生方について書いてみます。
１．初診時の先生（女性）
最初に訪れたクリニックで診てもらいました。2ヶ月ほどでお辞めになりました。
２．後継の先生（女性）
この先生には数年お世話になりました。ちゃんと話を聞いてくれ、適切なアドバイスもしてくれるいい先生でした。
３．代診の先生（女性）
最悪でした。２の先生が急にお休みされた時に診てもらいました。代診なので、薬の確認のみなのはわかりますが、私はどうしても聞いてほしい話があり、頼んで聞いてもらいました。その反応も最悪で、カルテにも変なことを書かれました（労災で必要だったので、カルテの写しを取り寄せた時にわかりました）
４．代診の先生その２（男性）
この人も最悪でした。あんたが病気では？と思うほど、暗かったです。暗いのはいいけれど、こちらの質問にきちんと答えないところが最悪でした。
５．２の先生の後継（男性）
２の先生は、クリニックの方針についていけないとお辞めになりました。その後に主治医になったのが、この先生です。最初に接したときは頼りになりそうと思いましたが、治療上大事だと思って話したことに対して、「そんなプライベートなことにはコメントできない」と言われて、もう絶対話したくないと思いました。
６．とあるクリニックの先生（男性）
２の先生が辞めて、連絡先も教えられないと言われてしまったので、この機会に別の病院を探そうと行ってみたクリニックです。診察室に入った瞬間、「ハズレだ」と思いました。４の先生と同じく、あんたが病気か？と思ってしまうほど、変な雰囲気の人でした。一通りのことを話し終えてから、「労災申請中の人は、全額自己負担になります」と言われて、先に言えよ！と腹が立ちました。そんな病院聞いたことないし、患者に話させるだけ話させるのもひどいと思います。話すの疲れますし、個人的な話なので、用のない人には知られたくありません。
７．入院直前に診察した先生（女性）
６の先生があまりにひどかったので、仕方なく元のクリニックに通っていましたが、自殺を実行する直前まで悪化した際に、予約日ではないタイミングで診てもらったのがこの先生です。すごくしんどいのでと、クリニックに電話したら、この先生が割り当てられました。めんどくさそうに話を聞いて、適当に安定剤か何かを処方しようとしたので、自殺をする手順を考えて、試したことを話すと、「そんな人は外来では診られない！」と騒ぎ出し、入院先を手配しました。印象は悪かったですが、しんどすぎて正直どうでもよかったです。
８．入院診察担当の先生（男性）
クリニックから紹介された精神科専門病院に行くと、担当の医師の診察がありました。話を聞いた上で、入院を勧められました。悪い印象はなく、わりとちゃんと話を聞いてくれるんだなと思った覚えがあります。
９．現在の主治医（男性）
入院してから、最初の先生が主治医になるわけではないと聞かされて、ちょっとがっかりしました。翌日に診察してくれたのが、主治医となりました。今に至るまで、この先生にお世話になっています。正直、最初の印象は良くなかったです。あまり表情がなく、淡々としすぎていて、本当にこちらのことをわかってくれているのかなと思いました。ただ、いい点は、よけいなことを言わないことでした。あと、入院中に「思ったことは何でも言ってください。病院に対する不満も」と言ってくれたことで、ちょっと信用する気になりました。去年ぐらいから、先生の感じが変わって、以前より親しみやすくなり、コミュニケーションをとりやすくなりました。
10．労災再審査請求の意見書を書いてくれた先生（男性）
大変お世話になり、感謝しています。ただ、厳しかった！物言いもズバッとして、やや乱暴な感じです。患者として診てもらうのは遠慮したいです。
以上の10人です。
書いているうちに、他にも代診がいたと思い出しましたが、特筆することはないので、
割愛します。
他の方はどうなんでしょう？
こんなにたくさんの医師と関わるものなのでしょうか？
私の場合は、６の先生を除くと、７までの先生は全て同一クリニックでした。
みんな非常勤の雇われ医師で、院長も含め雇われのクリニックです。
前も書きましたが、こういう病院はおすすめできません。
８と９の先生は、入院をきっかけに転院した
精神科専門病院です。
現在もそこに通院していますし、カウンセリングもそこで受けています。
やっぱりそういう専門の病院がいいのかと言われると、
必ずしもイエスではありません。
反対に、小さなクリニックでもいい病院はあるでしょう。
入院施設のある病院は、いざとなると転院せず入院できるのが
メリットです。
理想の医師にはなかなか出会えませんが、
ある程度こちらの状況や症状を聞いてくれること、
薬の処方が的確であること、
この2つが条件になってくると思います。
特に薬の処方は大切です。
合わない薬を出されると、具合が悪くなることもありますし、
そのせいで治療をやめてしまう人もいるからです。
また、６の先生の場合のように
会ってすぐに「ダメだ」と思ったら、
診察を受けずに引き返すことも大事かもしれません。
私は促されるままに話してしまいましたが、
今思うと、話す必要もなかったと思います。
腹が立っただけで、全く何もいいことはありませんでした。
ただし、いわゆるドクターショッピングは良くないです。
どうしてもイヤな場合を除き、
しばらく通って先生との相性を見る必要もあります。
でも、この見極めは難しいですね。
自分がイヤ！と思う気持ちと、
薬の処方が合わない、
この２点が揃った場合は、別の病院を当たるといいと思います。
メンタル疾患での病院選びは、本当に難しいし、苦労もします。
ただでさえ心が弱っているのに、
病院の対応が悪いと、よけいに具合が悪くなります。
近所に大きな病院があるのなら、
最初からそこに行くのもいいですし、
抵抗があるのなら、まずは近場のクリニックに行くのもいいと思います。
ネットでの口コミも参考にはなりますが、
極端な意見には要注意かもしれません。
ほめすぎはサクラの可能性もありますし、
けなしすぎはご本人の状態が悪くて、そう思っただけかもしれません。
いずれにせよ、やはり相性というものがあるので、
人の意見より、自分の気持ちを優先して、
医師とのコミュニケーションを模索するしかありません。
自分で書いていても「はあ、しんどい」と思いますが、
患者も経験を積んで、医師との関わりを学んでいく必要がありますね。
今、病院を探している方や、主治医に不満のある方に、
少しでも参考になりますように。
