こんにちは、あやです。
このところ、続けてブログが更新できて、
自分でもうれしいです。
先日、これまでの記事を全部読み返してみたのですが、
誤字脱字がちらほらとありました。
私めったに誤字や脱字をしないので、
やはりその頃は集中力が散漫だったんだなと思います。
でも、記録のために、あえて修正せずにそのまま置いておきます。
最近になって、ようやく集中力が戻ってきたのを感じます。
もちろん終日ぼんやりとする日もありますが、
全体的に見ると、症状が重かったころよりは、
ずいぶんましになってきました。
なぜ集中力の回復を感じたかというと、
ちょっと難しい小説を読むことができたからです。
もともと本が大好きな私ですが、
休職してから当分の間は活字がほとんど読めなくなりました。
そんな自分が、健康だったころと別人のように思えて、
とても不安になったことを覚えています。
症状がましになるにつれ、マンガなら紙で読めるようになり、
2年ほど前からは、平易な文章の小説も紙で読めるようになりました。
それで、うつ病発症前に読みかけていた本を開いてみたのですが、
そちらは全く頭に入りませんでした。
まだ理解力と集中力が戻っていなかったのです。
でも、この前ふと思いついて、三島由紀夫の小説を手に取ってみました。
決して読みやすい文体ではありませんが、
大体のところ理解でき、2週間ほどで2冊読めました。
細かい描写までは追えないのですが、
ストーリーや主題の大切な部分は理解することができ、
また、頭に浮かぶ感想も、前よりは複雑なものになりました。
しかも、読んだのは寝る前です。
1日のうちで、一番頭が働かない時間帯なのに、
大体のところ理解できた。
これは、ちょっとした前進だと感じます。
まだまだ元のように複雑な思考はできないけれど、
そのかけらが戻ってきた感じです。
回復すれば、元のとおりとまでいかなくとも、
それに近い理解力と集中力が得られるのではないかと実感でき、
少し自信を取り戻すことができました。
一足飛びに良くなることはなくても、
確実に回復している。
その事実だけで、かなり救われるものがあります。
もし、これを読んでいるあなたが、
前できていたことが今はできないと落ち込んでしまうなら、
心配しないでください。
時間はかかるかもしれないけれど、
うつ病が回復すれば、また少しずつできるようになります。
それがあなたにとって大事なことなら、
なおさら悲観しないでください。
きっと時間をかけて戻ってきます。
がまんが必要なのはつらいし、歯がゆいけれど、
必ず戻ってくるので、それを信じて休養してください。
きっと元のあなたに近い能力を取り戻すことができますよ。