うつ病のわたしからあなたへ 心レター

うつ病の療養から見えてきたこと、心の病を抱える方やご家族に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。特に、精神疾患での労災について、詳しく説明します。

うつ病その他のメンタル疾患 病院で何を話せばいい?

こんにちは、あやです。

つい先日まで暑いぐらいだったのに、

急に気温が下がりましたね。

 

こういうときは元気な人でも体調を崩しやすいので、

メンタル系の疾患を抱えている方は、

なおさら具合が悪くなりやすいです。

しっかりと暖かい服を着て、

なんなら暖房も入れて、気温差による不調を

少しでも軽減するようにしましょうね!

 

さて、夏場に病院選びについての記事を書きましたが、

その後複数の友人から病院について相談されたので、

今日はまたそのことに関連する記事を書こうと思います。

kokoroletters.hatenablog.com

 

精神科、心療内科は、自分に合った病院を探すのも難しいですが、

かかり方にもコツがあるように思います。

普通の内科や外科などの診療科だと、

「お腹が痛い」「咳が出る」「骨折した」「ケガをした」など

具体的に治してほしい症状を話します。

うつ病などのメンタル疾患は、それほど具体的な症状ではないので、

主治医に何を話せばいいの?と困惑する方もいるようです。

 

特に、自分がストレスを感じる状況などについては、

「カウンセリングではないのに、こんなこと話していいのだろうか?」と

迷ってしまうのではないでしょうか。

 

もちろん主治医のタイプによっては、

そんな話は聞かない、具合だけ話してほしいという

考えの方もいると思います。

でも、ある程度患者の話を聞くタイプの先生であれば、

自分のの背景情報含めて話してもいいでしょう。

 

例えば、次のような話です。

 

・ストレスを感じやすい状況

・家族との関係

・過去にあったつらいできごと

・ここしばらくの体調の推移

・体調と天候、気候との関係

 

もちろん、全部を一度の診察で話すのは難しいです。

でも、例えば家族と接する中でストレスを感じて

調子を崩したときなどは、

具体的なエピソード含めて話していいと思います。

なぜなら、それは治療に必要な情報だからです。

 

医師との面会回数を重ねるほど、

エピソードも積み重なってきます。

それは、医師にとって治療や診断の材料になります。

だから、「こんなこと……」と思わずに、

話してみてもいいと思います。

 

ただ、繰り返しますが、医師のタイプによります。

症状だけしか聞きたくない、薬の処方さえできればいいという

タイプの医師には、話さないほうが吉です。

そういう医師に話しても、こちらがイヤな思いをするだけです。

 

エピソードも含め聞く医師であれば、

治療や診断の材料になるので、

ためらわずに話してみてください。

カウンセリングと違って、共感が主旨ではありませんので、

主治医に慰めを求めるものではありませんが、

患者の気持ちや環境、背景などは医師にとっても貴重な情報です。

 

主治医との関係も、一度の診察でできるものではないので、

こちらにも根気が必要ですが、

コツコツやる価値はあると思います。

的確な薬の処方にもつながりますし、

病院に行く億劫さも軽減されていきます。

 

あくまで私の体験ではありますが、

病院がらみで悩んでいる人ってわりといるんだなあと思ったので

書いてみました。

誰かの参考になればうれしいです!

 


うつ病ランキング