うつ病のわたしからあなたへ 心レター

うつ病の療養から見えてきたこと、心の病を抱える方やご家族に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。特に、精神疾患での労災について、詳しく説明します。

現在の生活、それぞれの生活

こんにちは。あやです。

今日は、現在の療養生活についてお話しようと思います。

 

2015年4月から休職して、療養生活に入りました。

早いもので、もう3年がたとうとしています。

3年も休めば元気になりそうなものですが、

実際はまだまだ「社会復帰」など考えられない状態です。

 

昨年の11月半ば~12月終盤まで精神科に入院したので、

退院後は改めて生活を立て直すことになりました。

退院から1か月半ほどたった現在、だいたいこんな1日を送っています。

 

朝8時ごろ起床

朝食後、愛犬の散歩

意欲のある日は、PCで文章を書いたり

意欲のない日は、スマホで遊んだり

12時に昼食

午後はだいたいゆっくり過ごしています

3時ごろ、愛犬の散歩とブラッシング

5時ごろになると、エネルギーが尽きて、ベッドにごろ寝

そしてひたすらアビスリウム(スマホゲーム)

夜7時、愛犬に夕食をあげて

そのあとパートナーと夕食

8時ごろ、夜の散歩に出かけるパートナーと愛犬を見送って

またベッドにごろ寝してアビスリウム

9時ごろ、何とかお風呂に入るエネルギーがたまり入浴

就寝は10時半~11時ぐらい

 

できる家事は、洗濯ぐらいです。

うつ病になってから、料理が全くできなくなりました。

自立を重んじるわたしが、毎日パートナーに食事を頼るのは

とても苦痛です。

でも、できるだけ割り切るようにしています。

 

愛犬の散歩以外の外出は、2週間ごとの通院とカウンセリング。

できれば週に1度ぐらいは駅前まで出たいものですが、

今はまだちょっとハードルが高いです。

だから、美容院に行きたいときは、なるべく早めに予約を入れて、

その日に合わせて体調を整えるようにしています。

 

皆さんはいかがでしょうか?

仕事はできないけど家事はできる人、

社会復帰を目指してパートタイムで働き始めた人、

毎日短時間なら散歩に行ける人、

皆さんそれぞれの体調に合わせて過ごしていると思います。

 

一番つらいのは、ベッドから出られない人、

起きられるけれど、何もする気になれない人だと思います。

わたしにも、そういう時期がありました。

 

一生この状態が続くんじゃないだろうか。

早く治さないといけないのに、なぜ何もできないんだろう。

こんな役立たずの自分なんて、いても仕方ない。

家族やパートナーの負担になるだけだ。

 

そんな思いや感情に圧迫されて、ますますつらくなるだけでした。

 

もしあなたが今、そのような状態なら、どうか安心してください。

うつ病が少しずつよくなれば、ひとりでに何かしたくなります。

ちょっとそこまでコーヒーでも買いに行こうか、そんな気持ちになります。

 

今つらいのは、あなたがこれまで自分に鞭打ってがんばってきたから。

あなたには、休む権利があるんです。

ゆっくり寝たり、ぼんやりしたり、何一つしなくていいんです。

あなたの仕事は「病人」です。

うつ病を治したいなら、病人の仕事をしてください。

 

つまり、きちんと通院すること、薬をちゃんと飲むこと、

そして休養すること。

それが今のあなたの仕事です。

うかいい病人としての務めを果たしてください。

 

いい病人であることは、ひいては家族の負担を減らすことにもなります。

無理してあがくあなたを見るより、「今はしんどいんだ」と伝えて

ゆっくり休養するほうが、家族も安心です。

 

今はまだ先行きが見えなくても、休養することが

遠回りに見えて一番の近道なのです。

 

わたしも皆さんも、その時々の体調をちゃんと感じ取って、

その日に合った1日を過ごしていきましょうね。

 


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