うつ病のわたしからあなたへ 心レター

うつ病の療養から見えてきたこと、心の病を抱える方やご家族に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。特に、精神疾患での労災について、詳しく説明します。

うつ病 主治医からの一言

こんにちは、あやです。

かなり久しぶりの更新になってしまいました。

年末ごろから何だか体調が思わしくなく、

最近になってようやく少し安定してきました。

皆さんも体調管理が難しい季節だと思います。

無理せずに、ゆっくり過ごしてくださいね。

 

さて、今日は主治医から言われたことについて書こうと思います。

現在の病院は、入院をきっかけに、前に通っていた

クリニックから転院したところです。

ザ・精神科という感じの病院で、いろんな患者さんが入院・通院しています。

現在の主治医には、入院したときからお世話になっています。

 

これまでその主治医からは、行動活性化という観点から、

「活動量を減らさないように」とアドバイスを受けていました。

診察のときに話すのは、主に体調・病状についてで、

カウンセリングのように込み入った話はしていません。

 

私が「こんなことがあって疲れた」と言うと、

どんな疲れかは、いつも気にされていました。

ヘトヘト? それとも充実したいい疲れ? などは

わりと頻繁にきかれることでした。

その中でわかってきたのは、私は主体性を奪われると

すごく消耗するということです。

誰かにつき合わされるような時間を過ごしたり、

興味のない話を長く聞かされたりすると、とても疲れます。

 

そして、前回の受診のとき、主治医が

「気ままに過ごすのが一番です」とアドバイスを変えたのです。

ひょっとしたら、カウンセラーさんと情報交換したのかもしれませんが、

これまでは「活動量を減らさないように」と言われていたので、

ちょっとびっくりしました。

 

それから、なぜか気分が軽くなったことに気づきました。

これまでも、同居している元パートナーから

同じことを言われたこともありました。

でも、やっぱり主治医の言葉は重かったようです。

 

眠いと感じたときに、横になって休むのにも、

罪悪感がなくなりました。

これまでは、横になって休んだ日は

「ああ、今日も1日起きていられなかった」と

がっかりした気持ちがありました。

それがなくなったのです。

かなり大きな変化だと思います。

 

私は生活の中に決まりごとを作りやすい傾向があって、

規則正しいのはいいのですが、

ともすると日課というよりノルマのようになりがちです。

それを「気ままに過ごしていい」と主治医から言われたことで、

自分の中の規則をゆるめやすくなりました。

ゆるめても、罪悪感がないというのは、

毎日の生活にとって、すごくいいことだと感じます。

 

うつ病とのつき合いも、かなり長くなってきたので、

これをきっかけに良い方向に進むといいなと思っています。

 

皆さんも、決して無理せずに、できるだけ好きなことをして

過ごしてくださいね。

 


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