うつ病のわたしからあなたへ 心レター

うつ病の療養から見えてきたこと、心の病を抱える方やご家族に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。特に、精神疾患での労災について、詳しく説明します。

うつ病労災 医療費補償について

こんにちは、あやです。

昨日も労災についてブログを更新しましたが、

過去の記事を読んでいて、まだ書いていないことがあると

気がつきました。

 

これまでは、休業補償について書いてきましたが、

今日は医療費補償についての手続きを説明します。

 

労基署によってやり方が違うようですが、

私の場合は、労災申請する際、先に休業補償のみ申請するように

担当官から言われました。

ひょっとしたら、休業と医療を同時に申請するようにと

勧める労基署もあるかもしれません。

そのへんは、所轄の労基署の指示に従うといいと思います。

 

私の場合、再審査請求の結果が出てから、

一気にそれまでの医療費補償を申請することになりました。

医療費補償の申請に必要な資料は、

初診から申請時までのレセプト(病院・薬局)です。

会社に所属していた分は「協会けんぽ」に、

退職後の分は居住地の自治体にレセプトをくださいと自分で申請します。

 

また、厚生労働省が定めている書式にも記入が必要です。

病院、薬局ごとに記載が必要なので、

転院した場合は、前の病院や薬局にも記載してもらうことになります。

 

必要書類をまとめて提出すると、

労基署のほうで計算して、これまでに支払った医療費が

返還されます。

そして、今後についても労災で認定された病気の医療費は

全て労働保険によってまかなわれますので、

本人負担はゼロになります。

 

自立支援を使っている方は、医療費が返還されてからでいいので、

お住まいの都道府県に対して、自立支援でまかなってもらった分を

返却しなければなりません。

都道府県の所轄の部署に連絡して、返済額を計算してもらいましょう。

労災扱いになれば、自立支援はもう必要ありませんので、

更新もしなくてすみます。

 

私はカウンセリングを受けているのですが、

こちらは保険適用ではありませんので、

労災の医療費補償に含まれないとのことでした。

現在も、カウンセリングだけは全額自己負担で受けています。

カウンセリングは治療の一環なので、医療費補償の対象に

なって欲しいです。

金額の問題ではなく、制度としてそうなって欲しいと思っています。

 

書いてみると簡単なように見えますが、

実際にやってみると、結構大変だし、

時間もかかりました。

書式は弁護士さんがそろえてくれたので、

そこはとても助かりました。

 

レセプトの送付先は、弁護士さんの事務所を指定できました。

なので、代理人がいる方は、そちらを受け取り先に指定すると

転送する手間が省けて便利ですよ。

レセプトがそろうまで時間がかかりますので、

ちょっと気長に待ってくださいね。

 

この情報も、誰かの役に立ちますように!


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